脳神経外科  < 病院の案内
 
≪脳神経外科長 宮之原 修≫

外来は月、火、木、土の午前中で、担当医1名で診察を行っています。

患者数は1日平均15〜20人ぐらいです。急性期病院として紹介医制度、かかりつけ医制度の導入により再診患者さんの数が減った分、例年より患者が減っているようです。新患に関してはあまり変わりないようです。

待ち時間の短縮のため外来受診予約制を導入し、効果を得ています。しかし、新患が多かったり、予約外の患者が多かったりするとどうしても時間通りにいかず、患者さんに迷惑をかけることもあるようです。

外来中の救急車などの急患に関しては、その日の病棟担当医が対応し、外来診療に影響が出ないようにしています。土曜日も紹介や新患の患者も多く、平日同様2人の医師で病棟、外来の診療にあたっています。


急性期は、整形外科・麻酔科と同じ混合病棟であるA−1病棟で、脳血管障害・頭部外傷を中心に診療にあたっています。

特に高齢者の脳梗塞の患者が多く、寝たきり防止のため早期リハビリ、早期離床を目標に治療を行っています。

急性期病院として在院日数の短縮が必要にさしせまられていますが、脳神経疾患の特徴としてリハビリが必要であることが多く、在院日数が長くなりがちです。

後方病院や介護福祉施設の問題で急性期を過ぎてすぐに転院という訳にもいきません。

病院自体は一般病棟、回復期リハ病棟、療養病棟と分かれており、急性期治療を一般病棟で行い、退院可能であれば自宅退院となります。リハビリが必要であれば急性期を過ぎた時点で回復期リハ病棟に移っていただきリハビリに専念してもらいます。

自宅退院が難しく転院が必要な場合、転院先が決まるまで療養病棟で待機してもらうといった方針で治療しています。

在院日数の短縮ばかりに目がいって、診療がおろそかにならないようにクリティカルパス等を利用し、十分な検査、治療が短期間のうちに無駄なく行えるようにしています。


1.5テスラのMRIおよびヘリカルCTが稼働しており、多くの情報を得ることが可能になりました。頭蓋内細部にいたるまでの異常検出が可能となり、また、急性期脳梗塞の局所診断が可能となりました。

MRAにより脳動脈瘤や主幹動脈の閉塞、狭窄の有無などの検査が低侵襲で行なえるようになりました。

MRIに加え、従来からのCTおよび3 DCT angiography やperfusion CT 、脳血管造影等の検査を駆使することで脳実質の細部や、脳血管および脳循環代謝の精査が行えるようになりました。


手術は例年、年間40〜50例と大きな変化はないようです。しかし、開頭術の占める割り合いは高いように思えます。

開頭腫瘍摘出術、脳内血腫除去術など従来から行われてきた手術に加え、鹿児島大学から専門医を招聘して血管内手術も行われるようになりました。脳動脈瘤に対するコイル塞栓術や内頚動脈狭窄に対するステント留置術です。

また、超急性期脳塞栓症に対する点滴での血栓溶解療法など治療の選択の幅が広がりました。


科長は平成14年10月1日から勤務された戸高健臣医師の退職に伴い、平成18年4月1日より宮之原修医師にかわりました。

また、平成15年10月1日より赴任された池田信一医師に代わり平成18年4月1日より新里能成医師が勤務しております。