ではどのような時間帯によく転倒しやすいかというと、午前3時頃から増え始め、午前6時の早朝をピークに午前中が一番多いという報告があります。当院の調査でも朝6時〜9時頃がもっとも多く、ついで9時〜12時と夕方の15時〜18時が多くなっています。
転倒例としては、朝方の転倒はトイレに行こうとして布団や畳のへりにつまずいたり、又は扉をつかまえ損なって転倒したり、庭に布団を干そうとして滑ったり、用事で出かけようとして庭の出口付近でつまずいたりなどがあります。夕方の転倒では帰宅時に庭の入り口や庭の飛び石、又は玄関の入り口で転倒されたりしています。数人の方は、地面が濡れているのに気づかず滑って転倒している例もあります。

転倒を引き起こす場所としては、これは本人の生活活動範囲によるのですが、一人で外出などが出来る方は男女共に家の中より道や庭などの外の方が多いようです。又家の中での生活が多い方はもちろん家の中での転倒が多いのですが、報告によると転倒場所としては廊下が一番多く23%、ついで寝室14%、(特にベッドの乗り降り時!)そしてトイレ、玄関などの順に多いといわれています。
次回は「転倒原因と転倒して負いやすいケガ」についてお答えします。お楽しみに。
(文責:小園)