
自分は喋らない言葉でもおじいちゃん、おばあちゃんが話している内容が分かるのが故郷の言葉(なまり)であり、初対面の人でも親近感がもてるものの一つであると思います。
今回、濱之上訓衛先生による講演会「あんね語いろいろ」は、4月から阿久根にきた私にとって、あんね語を知るとてもよい機会となりました。
講演では、標準語の不便さ、消え行くあんね語の現状、言葉だけでどこの人かわかる地域性、あんね語のきまり、あんね語こそは貴重な文化財ということを教えていただきました。 |
「にんじん」を「にじん」とン抜きしたり、「みみず」を「みみんず」とン入れしたりと規則があったり、「昨日、海はどうでしたか」を「きのん、うみゃ、どげんっ」と暗号のような言葉を面白く、多くの例をあげて分かりやすく教えていただきました。
特に、私が気になっていたあんね語で、語尾に「せん」をつけることも「じゃーせんけ」を省略していることだと知ることができました。大体こんな感じのことを言っているのかなと思っていた言葉でも、本当はこんな意味だったんだ!という発見があり、あんね語の奥の深さ、新鮮さを感じました。
やはり、ふるさとは財産です。その中に言葉(なまり)ももちろんあり、私たちにとっては、標準語よりも感情がこもっているように聞こえ、聞くとほっとする言葉、懐かしさや安らぎを与えてくれる、喋れることはやっぱりいいなぁと感じるものであると思います。
私も阿久根市民として、古きよきあんね語を喋り続けたいです。
(文責:篠原)
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