
阿久根市民病院では、毎月第3水曜日の午後2時から3時まで健康教室を開催しています。
7月の健康教室は神経内科医師 岡留格先生による脳梗塞とその予防についてでした。
脳梗塞とは、脳の血管が動脈硬化をきたした部位に形成された血液の塊(血栓といいます)、あるいは心臓でできた血栓により脳の血管が死んでしまう病気です。
◆症状は
@手足に力が入らない。→身体半分の手足が自分の意のままに動かせない。
A手足がしびれる。
B足がもつれて歩行中によく転ぶ、あるいはバランスが悪い。
C物がダブってみえる。
D視野の半分が欠損している。
E食事や飲み物がのどを通らない。
F言葉がうまくしゃべれない。
G人の言っていることが十分に理解できない。
H元気がなく口数が減った。
I行動が尋常ではなく、時間や場所の認識が欠落している。
| ※脳出血、クモ膜下出血と異なり、激しい頭痛や嘔吐はありません。 |
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【脳梗塞の危険因子】
1 高血圧
・最終目標として、至適高圧レベルは140〜150/90mmHg未満です。
2 糖尿病
・糖尿病は、脳梗塞発症のリスクを2〜3倍高くした危険因子
・脳梗塞の再発予防の至適血糖値は126mg/dl |
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| 3 高脂血症
・脳梗塞の再発予防に高脂血症のコントロールが推奨されています。
4 喫煙
・喫煙は、脳梗塞発症のリスクを2〜4倍高く確立した危険因子
・当然、若年からの喫煙者、および現在の喫煙量が多いほどそのリスクが高いといえます。
・逆に禁煙は脳卒中の再発防止に有効です。
5 飲酒
・適量を超える飲酒は脳梗塞の発症を増加させるが、少量飲酒(日本酒0.5〜1合)は脳梗塞の発症率を低下させます。
・大量の飲酒は不整脈の誘発、心筋梗塞、睡眠時無呼吸の悪化で心原性脳梗塞の原因になるので注意しましょう。
6 心房細動
・定期的に心電図をとって予防していきましょう。
7 多血症
・具体的には、夏に発症する脳梗塞の多くはこの多血症がらみであります。
どういうことか…?
| 炎天下での作業、室温の高い部屋の中での作業、大量に汗をかくにも関わらず水分の摂取が少ないと血液の粘性があがって、血流が悪くなり脳梗塞につながります。 |
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これからさらに暑くなる季節です。健康で有意義な夏を過ごすためにも、大量に汗をかくような場合には、こまめに水分摂取し、脳梗塞を予防していきましょう。
次回の健康教室は8月17日 第3水曜日。リハビリの先生による「転倒予防」です。
できるだけ多くの参加をお待ちしておりますので、家族や友達を誘って是非おこしください。
(文責:赤塚)
(お申し込み先)
阿久根市民病院 循環器外来
または 地域医療連携室
(電話)
73−1331 阿久根市民病院(内線 519)
73−1368 地域医療連携室 |
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