「転倒〜その原因と怪我について〜」
ではなぜ転ぶのか?
というと、本人自身の問題と本人を取り巻く環境の問題とに分けられます。
@高齢に伴う歩行能力の低下。
・バランス能力の低下〜今までふらつかなかったような場合でもふらつくようになる。
・筋力の低下〜足腰の筋力が衰えてふらつきやすくなり、又ふらつくと踏ん張りが利かなくなる。
・視力などの感覚の低下〜道のでこぼこや路面が濡れていることに気づきにくくなる。 A各種疾患による歩行能力の低下。
・脳卒中、変形性膝関節症など〜病気による障害から歩行能力が低下する。 B廃用症候群を引き起こす状態におかれた場合。
・肺炎等で病院に長期にわたり入院し寝たきりになった場合など。 Cその他
・薬物の服用(眠くなる・集中力の低下)、酩酊状態(酔っぱらい) |
@転倒しやすい環境による影響。
・滑りやすい床、目の粗いじゅうたん、暗い照明、濡れた路面、突起物の多い道路などがあげられます。
転倒すると男性は擦り傷、打撲を起こす確率が19%、捻挫が2%、骨折は9%、ケガ無しが46%。
女性は擦り傷15%、打撲23%、捻挫6%、骨折12%、ケガ無し36%というような報告があります。
ちなみに擦り傷や打撲などの比較的軽度の怪我は男性に多く、捻挫や骨折などの重度な怪我は女性に多い傾向にあります。
女性の方に特に骨折が多いのは、女性に多い骨粗鬆症が関係していると考えられます。
(文責:小園)

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