| 阿久根市民病院では、毎月第3水曜日の午後2時から3時まで健康教室を開催しています。 2月の健康教室は循環器内科 上谷亜理子先生による「心臓の病気について」でした。 ■狭心症 冠状動脈の硬化あるいはれん縮により、一時的に心臓の筋肉の血流量が低下することによって胸骨後方の胸痛、締め付けられるような感じ、胸部圧迫感を来たす病気です。 【発作の誘因からみた分類】 ・労作性狭心症…労作時に起こる。 ・安静時狭心症…安静時に起こる。 【発生機序による分類】 ・器質性狭心症…冠動脈の器質的狭窄により、心筋血流が低下して起こる。 器質的狭窄→主に、動脈硬化により引き起こされます。 ・冠れん縮性狭心症…冠動脈のれん縮により心筋血流が低下して起こる。 【臨床経過による分類】 ・安定狭心症…発作の発現形式・症状が最近3週間以上安定化しているもの。 ・不安定狭心症…最近3週間以内に、新しく狭心症ないし次第に発作の頻度・程度などが増悪してくるもの。また、以前より薬効が落ちたもので、心筋梗塞に移行しやすい状態の狭心症です。 *症状 突然に発症する狭心痛(前胸部圧迫感・前胸部絞扼(こうやく)感) 左肩〜左腕、左歯、左手の痛み→放散痛 *治療 内服にてのコントロール 心臓カテーテル検査 |  ■心筋梗塞 冠動脈の閉塞または狭窄により、その血流域の心筋が壊死に陥った病態。 *症状 ・絞めつけられるような激しい痛みが30分以上継続し、背中・左肩に放散することもあります。 ・狭心症より症状が強い。 ・冷や汗・不安感を伴い、呼吸困難や腹痛等の消化器症状を初発することもあります。 冠動脈硬化のリスクファクターを取り除くために… ・急激で、激しい運動を避ける。 ・食事はコレステロールや塩分を減らすようにする。また、過食しないように気をつける。 ・寒さを避け、冷風に当らないようにし、朝のシャワーや洗顔も適切な温水で行なうように気をつける。 ・禁煙、減量 ・冠動脈れん縮を誘発する便秘を避ける。 次回の健康教室は3月15日(水)管理栄養士 堀ノ内先生による「減塩食について」です。当日は減塩食(味噌汁や白菜のおひたし等)の試食があります。多数のご参加お待ちしております。 (文責:赤塚) (お申し込み先) 阿久根市民病院 循環器外来 または 地域医療連携室 (電話) 73−1331 阿久根市民病院(内線 519) 73−1368 地域医療連携室 | |