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『食事療法 高脂血症編』について

からだの『なぜ・何』では、身近な健康に関する疑問にお答えしてまいります。今回は、『食事療法 高脂血症編』についての豆知識です。

 高脂血症は動脈硬化や冠動脈心疾患の危険因子の1つです。

 総コレステロールが220 mg/dl以上、中性脂肪 150 mg/dl以上、HDLコレステロール 40 mg/dl以下の場合は高脂血症と診断されます。

 また、最近注目されているメタボリックシンドロームの診断基準の1つ、脂質代謝異常の項目にも中性脂肪150 mg/dl以上、HDLコレステロール40 mg/dl未満となっています。

(1)正体重の維持
標準体重×25〜30kcal/日

標準体重…身長(m)×身長(m)×22
 例)160 cmの場合
   1.6×1.6×22=56.32 kg
 エネルギー量…56×30kcal=1,680kcal
 脂肪の量…1,680×0.25÷9≒47g

(2)脂質を控える…エネルギーの20〜25%(とくに、コレステロール値をあげる動物性の脂肪(魚は含まない)を控えます。

(3)コレステロールの多い食品をさける(1日300 mg程度)

(4)アルコール、間食をひかえる(中性脂肪が高い場合)

(5)野菜をしっかり食べましょう(食物繊維が腸内でコレステロールの吸収を抑えます。)

(6)夜遅く食事をしない

*コレステロールの量

卵1個(50g)→235 mg 
鶏レバー(50g)→185 mg
豚ばら肉(100g)→60 mg 
いくら(30g)→144 mg
カステラ1切れ(50g)→80 mg 
鶏もも(100g)→90 mg
アジ1尾(80g)→63 mg

*食物繊維を多く含む食品

枝豆(60g)→6.1 g
オクラ(50g)→2.5 g
そば(150g)→4.1 g

・卵やイカはコレステロールが多く避けられていましたが、タウリンなど動脈硬化の予防になる成分も含まれています。二日に1個などと工夫をしましょう。
・1週間の間に肉料理の回数を1〜2回程度、魚の料理に変えてみましょう。
・大豆や豆腐はコレステロールを含んでなく、コレステロールを下げる働きがあります。1日に1品程度取り入れてみましょう。(食べすぎはいけません。)
・偏らないバランスの良い食事が大切です。
・運動も取り入れましょう。   

(文責:川畑)


お知らせ

 意見箱について

 当院では、総合受付と各病棟の患者食堂に意見箱を設置しております。

 当院へのご意見・ご要望などをお寄せ下さい。なお、ご意見等につきましては、「かけはし」誌面にて紹介・回答してまいりますのでよろしくお願い致します。


編集後記

 先月26日に平年より3日早い「梅雨入り」が宣言された事は、皆様ご存知でしょう。この時期は湿度が高く黴(カビ)が多量に発生することから「黴雨」と呼ばれる説もあるようです。

 また、気候の変化が激しい毎日が続きますので、食中毒にも充分気を付けて下さい。鬱陶しい日々が継続しますが、季節の花の「紫陽花」でも観賞しながら、この時期を乗り越えるのも如何でしょうか。

(西田)



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