| 阿久根市民病院では毎月第3水曜日の午後2時から3時まで健康教室を開催しています。 8月の健康教室は阿久根市救急隊員による救急法でした。 主な内容は、溺水時の対応や熱中症について、虫咬傷についての講義でした。また、AED使用のシュミレーションも行うことができました。 ◆熱中症とは… 体の中と外の“あつさ”によって引き起こされる様々な体調の不調です。 ◆熱中症の分類 ◎危険度1…熱けいれん 〈原 因〉汗をかくと、水分と一緒に塩分も失われます。血液中の塩分が低くなり過ぎることが原因。水分を補給しないで活動を続けたときはもちろん、水分だけを補給したときも発生しやすい。 〈症 状〉暑い中での運動や作業中に起こりやすい、痛みを伴った筋肉のけいれん。脚や腹部の筋肉に発生しやすい。 〈対処法〉活動前・中・後はスポーツドリンクや水に少量の塩分を加えたものを摂取する。涼しいところで安静にすること。 ◎危険度2…熱疲労 〈原 因〉大量の発汗に水分や塩分の補給が追いつかない脱水症状。 〈症 状〉たくさんの汗をかき、皮膚は青白く、体温は正常かやや高め。めまい、血圧低下、頭痛、吐き気、倦怠感を伴うことも多い。 〈対処法〉涼しい場所に移動し、衣服をゆるめ、安静にして横になり、水分(スポーツドリンクや塩分を含むもの)を補給する。 ※死に至ることもある、熱射病の前段階ともいわれ、この段階での対処が重要となります。 | ◎危険度3…熱射病 〈原 因〉暑い環境の中で激しい運動や活動を行うと、発生した熱が体の表面から放出することが出来ずに体温が上昇し、その結果、脳の温度が上昇して体温調節中枢に障害が及ぶ。そのままでは、死に至ることもあります。 〈症 状〉汗をかかない。皮膚は赤く熱っぽい。体温上昇(40℃前後以上)。意識障害(応答がない、言動がおかしい)、めまい、吐き気、頭痛、全身痙攣など。 〈対処法〉暑い環境の中で、熱疲労などの前兆が現れた場合、無理をしないことが大前提! 万が一、起こってしまった場合、冷却をしつつ救急車を呼びましょう。 (注)熱中症は夏だけの病気ではありません! | 激しいスポーツや重労働の場合は季節を問わず、いつでも起こりえます。また、冬に暖房のよく効いた室内で厚着していて起こる場合もあります。 季節は日に日に秋へと近づいてきていますが、暑さはまだまだ続いています。スポーツや外での作業などの際は、必ずこまめに水分摂取を行い、熱中症予防を心がけるようにしましょう。 | | 次回の健康教室は、9月20日(第3水曜日)で、泌尿器科医師による「泌尿器疾患」についてです。 たくさんのご参加お待ちしております。 (文責:盛) (お申し込み先) 阿久根市民病院 循環器外来 または 地域医療連携室 (電話) 73−1331 阿久根市民病院(内線 519) 73−1368 地域医療連携室 | |