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災害訓練を振り返って

 皆さんもご存知の通り、近年、全国及び全世界各地で災害が発生しています。災害地のニュースを見る度、幸い災害を体験せず平静な生活を送っていることに幸せを感じることもあります。また、もし阿久根で災害が起きたらと思うと、ゾ〜ッとすることもあります。

 災害発生時には病院がしっかり機能しないと、患者・家族への対応に悪影響が及ぶことはもちろん、患者を支援する職員や救援者にも精神的な後遺症が残ることなども考えられます。これらのことを踏まえ、当院では、昨年度より1年に1回、病院行事として災害訓練を実施しています。

 今回は、今年4月に鹿児島沖で起きたトッピーの事故を踏まえ、阿久根大島行きのフェリーが事故を起こし、25名の重軽症者が運ばれる想定で行いました。模擬患者・マスコミ・家族役は附属看護学校の学生が行い、真に迫った演技で、対応する側も気合が入り真剣に対応しました。

 訓練の内容は、現場(フェリー乗り場想定)で阿久根消防署職員と市民病院の医療救護チームが合同で1次トリアージを行い、病院搬送時に2次トリアージを行う。その後、患者を重症、中症、軽症者エリアに搬送して診察や処置を行い、重症・中症患者は検査や手術後に、集中治療室か病棟に入院。軽症患者は必要な検査後帰宅を行う。というところまで行いました。

 市民病院職員は約140名が参加しました。今年は2回目で、昨年度より皆が動け、対応も良くなりましたが、まだまだ課題も多いです。

 今後も、もしもという時に備えて、1人でも多くの命を救う事ができるよう訓練を重ねていきたいと思います。

(文責:橋元)


患者さんの権利
 〜阿久根市民病院は患者さんの権利を尊重します〜

1. 誰でも良質な医療を公平に受ける権利があります。
2. 個人の尊厳は、医療行為のあらゆる場面において尊重されます。
3. 医学的な状態、診断、処置その他の個人情報は保護されます。
4. 治療・検査の方法、薬の内容等について十分な情報と説明を受け、理解した後、
  同意・拒否を選択する権利があります。
5. 診療情報等に記録された自己の診療内容について、本院の規則により、
  情報の提供を受ける権利があります。


*委員会めぐり*
(リスク委員会)
医療安全対策室

 医療安全対策室は、総括安全管理者(兼務)、医療安全管理担当(専従リスクマネージャー)、感染管理担当(兼務)、褥瘡ケア担当(兼務)、事務職員(専従)のメンバーで構成しています。安全な医療を提供するために、平成16年に設置された部署です。

 主な業務は、医療事故防止策、再発防止策の立案・実施・評価や見直し、患者さんからの医療安全に関する意見要望・クレーム等の分析及び医療安全管理への活用、安全な医療提供のためのガイドラインやマニュアルの策定、医療安全に関する職員の教育等です。

 職員に関する医療安全の啓蒙活動や教育と共に、患者さんは医療チームの重要なメンバーです。当院では、患者さんに医療安全対策に参加いただき、一緒に安全対策を行っています。今後とも積極的な参加とご協力をお願い致します。


【患者さんと一緒に行う安全対策】

1.ご自分の名前を職員と一緒に確認してください。
 患者誤認防止のために、あらゆる場面で「フルネームでお名前の確認」をさせていただいています。
 お名前の確認が、安全に医療を受けていただくための最初のステップです。薬の袋のお名前、点滴ボトルのお名前、書類(紹介状など)、食札をご確認ください。

2.お薬に関する情報をお知らせください。
・いつも飲んでいらっしゃる薬については、薬をご持参いただき、その内容も確認させていただいています。
・薬の飲み方について疑問があれば、その都度お尋ねください。
・薬に対するアレルギーや副作用があったらお知らせください。解かっていればその薬を避けることが出来ます。

3.転倒転落にご注意ください。
 入院中は滑りにくい履物をご用意ください。足元が不安定な場合は、職員と一緒に歩きましょう。
 点滴スタンドを杖代わりに使用されると、大変危険です。転倒転落防止のために、安全用具の使用についてご相談・ご協力をお願いすることがあります。

4.検査や治療等で、質問や関心事がありましたら遠慮なくお尋ねください。

5.治療内容を医師と一緒に話し合いましょう。
 治療に関するご意見や希望をお聞かせください。手術・検査・輸血等は医師とよく話し合い、説明内容を確認しましょう。「説明・同意書」は納得した上で署名してください。

6.院内感染の防止に向けてご協力ください。
 直接お世話する医療関係者が、手洗いしたかどうか尋ねてください。感染を防ぐ為には、手洗いや手指消毒が重要です。躊躇せず、職員の手指消毒が不十分と感じられたらご指摘ください。

 医療安全に関する、疑問や気になることは、お気軽にご相談ください。

(文責:寺地)



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