| 阿久根市民病院では毎月第3水曜日の午後2時から3時まで健康教室を開催しています。 6月の健康教室は整形外科・嶋田医師による「骨粗しょう症への対策」、リハビリスタッフによる「一人でできるストレッチ」についての講演でした。今回は嶋田医師による「骨粗しょう症への対策」の講演内容をご紹介します。  「骨粗しょう症への対策」 ■なぜ骨粗しょう症が問題なのか? 骨粗しょう症は骨がもろく骨折しやすい状態です。これは転んだり、重たいものを持ったとき背骨、大腿骨の付け根、手首など負荷がかかりやすく骨折につながることがあります。特に大腿骨の付け根の骨折をすると寝たきりになりやすいので注意が必要です。当院でも大腿骨の付け根を骨折している患者さんが多く、週に2〜3例の手術を行っています。 ■骨粗しょう症とはどんな病気? 骨粗しょう症は骨の量が減少すると同時に、骨の構造が変化してもろく骨折しやすくなった状態です。女性は70歳ぐらいで半数以上、男性は80歳代後半で約半数に起こる可能性があります。特に女性は閉経を迎えると女性ホルモンの分泌量が減り、骨量が急激に減少するため注意が必要です。 ■症状は? 1.背中や腰が痛くなる (重い感じがする) 2.ちょっとしたことで骨折しやすくなる 3.身長が縮んでくる 4.背中が丸く、腰が曲がってくる | ■なりやすい人 1.カルシウム摂取量が少ない人 (牛乳・乳製品が嫌いな人) 2.体重の軽い人 3.運動をしない人 4.日光にあたらない人 5.たばこ・アルコール摂取量の多い人 6.糖尿病、卵巣摘出、消化管手術を 受けたことのある人 ■日常の注意点 (骨を丈夫にするための日常) 1.運動をよくすること (毎日30分くらいの散歩など) 2.カルシウムの多い食事をとること 3.日光を浴びること ■まとめ 骨折をしないように転倒予防に努めましょう。体調がよく天気の良い日は、無理のない程度に散歩をすることをお勧めします。日光に浴びることは骨を作るうえで欠かせないビタミンDを作ることができます。そして適度な運動により足腰を強くすることによって、転倒の予防にもつながります。 (文責:針原) *今後の健康教室のご案内 (毎月第3水曜日 14時〜15時) | ■8月………お休みさせていただきます ■9月19日…頭痛のお話 ■10月17日…乳がんの早期発見 (お申し込み先) 阿久根市民病院 循環器外来 または 地域医療連携室 (電話) 73−1331 阿久根市民病院(内線 519) 73−1368 地域医療連携室 | |