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『尿検査と病気』について

からだの『なぜ・何』では、身近な健康に関する疑問にお答えしてまいります。今回は、前回に引き続き『尿検査と病気』についての豆知識です。

◆尿PHとは

 これはみなさんご存知のアルカリとか酸性であるとかのことで、尿においてもPH(水素イオン濃度)は、病態を見る必要な検査です。試験紙で見ます。

 健常者の尿はほとんどが6.5くらいで弱酸性です。4.5〜8.0ぐらい変動します。

 持続性の酸性尿(PH6.0未満)、持続性のアルカリ性尿(PH7.5以上)は病的です。

◆検査結果の判定

 いろいろな条件で変化します。常にアルカリ性であればアルカローシス、酸性であればアシドーシスと判定します。

 アルカリ性に傾くのは腎臓から尿道までの尿路の感染症が考えられるほか、過呼吸、激しい嘔吐などでも起こります。

 酸性に傾くのは、飢餓、激しい下痢、発熱、フェニルケトン尿症などのときです。

◆生活習慣と尿PH

◎尿を酸性にする食品:牛や豚などの食肉
◎尿をアルカリ性にする食品:海藻類、黄緑野菜、根菜類など

 尿が酸性だと、腎結石や尿管結石などができやすくなるので、これまでに結石ができたことのある方や尿酸値の高い方は、食事に気をつけてアルカリ性に近づけたいものです。

◆疑われる病気

アルカローシス…腎盂腎炎 膀胱炎 尿道炎など。

アシドーシス…飢餓 フェニルケトン尿症 アルカプトン尿症など。

【参考文献】
『検査のすべて』主婦の友社
『検査値のケアのポイント』医学書院
『臨床検査法提要32版』金井出版

(文責:花田)


*お知らせ*

 意見箱について

 当院では、総合受付と各病棟の患者食堂に意見箱を設置しております。

 当院へのご意見・ご要望などをお寄せ下さい。なお、ご意見等につきましては、「かけはし」誌面にて紹介・回答してまいりますのでよろしくお願い致します。


編集後記

 子ども達も夏休みに入り、ラジオ体操に向かうにぎやかな声で、一日が始まります。

 大人達も体調管理をして、暑い夏を乗り切りましょう!

(上垣)



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