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リハビリの窓

〜転倒予防シリーズ〜

《部屋別にみる住まいの改善案》

 年をとると、筋力の低下や目や耳の衰えなどで、どうしても転びやすくなってしまいます。高齢者の事故の多くが住まいに関係した場所で起こっていることから、住環境を見直す事はとても大切。まず、できることから手をつけて、安全で快適な住環境に整えていきましょう。住宅改善のための補助金を出す自治体も増えています。

【玄関】
・ドアを引き戸か外開きにする
・玄関の内と外の段差をなくす
・床はすべりにくくする
・手すりをつける
・上がりかまちが高い場合は踏み台をつける

【廊下】
・廊下と部屋の境目の段差をなくす
・よけいな物を置かない
・足もとを照らす照明をつける
・スリッパをはかない

【居室】
・部屋の出入り口の段差をなくす
・床にはよけいな物を置かないようにする
・タンスや家具をL字金具等で固定する
・電気のコードは壁にはわせる
・じゅうたんは縁を両面テープ等でとめ、めくれを防ぐ

【階段】
・照明はじゅうぶんに明るくする
・手すりをつける
・階段にワックスはかけない
・滑り止めをつける
・スリッパをはかない
・物を置かない

【トイレ】
・緊急のときのためのブザーやホイッスルなどをつける
・L字形の手すりをつける
・ドアは外開きか引き戸とし、カギは外側からもあけれるようにする
・出入り口の段差をなくす
・洋式の便器にする
・便座ヒーターやカバーをつけ、トイレ内をあたためておく

【浴室】
・ドアは外開きかスライド式が望ましい
・出入り口の段差をなくす
・手すりをつける。濡れて滑りやすいので、握りはゴム製がよい
・脱衣所などはあたためておき、浴室との温度差を少なくする
・緊急のためのブザーをつける
・洗い場にはすべり防止の加工を

 改善とは、「善」く「改」めることです。より快適な住環境をつくるために、不便なところを家族で話し合って、意見をまとめましょう。どこを改善すべきか、専門家の意見を聞く事も大事です。これらの改善案を参考にしてみて下さい。

《寝たきりにならないために させないために 寝たきりゼロへの10か条》

1.脳卒中と骨折予防 寝たきりゼロへの第一歩

2.寝たきりは 寝かせきりから作られる 過度の安静逆効果

3.リハビリは早期開始が効果的 始めようベッドの上から訓練を

4.暮らしの中でのリハビリは 食事と排泄、着替えから

5.朝起きて まずは着替えて身だしなみ 寝・食分けて生活にメリハリを

6.「手は出しすぎず 目は離さず」 が介護の基本 自立の気持ちを大切に

7.ベッドの上から移ろう移そう車椅子 行動広がる 機器の活用

8.手すりつけ 段差をなくし すみやすく アイデア生かした住まいの改善

9.家庭(いえ)でも社会(そと)でも喜びみつけ みんなで防ごう閉じこもり

10.進んで活用 機能訓練 デイ・サービス 寝たきりなくす人の和 地域の輪


  これまで「転倒予防シリーズ」として、「寝たきり」のきっかけになる「転倒」を予防するための方法をいくつか紹介してきました。皆さんが転倒・骨折を防いで、健康な生活を送られる事を願います。

(文責:渕脇)




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