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血液の働き
体の中を流れる血液の総量は体重の約13分の1であり、体重50kgの人なら約4kg(4L:牛乳ビン20本分)の血液が流れていることになります。血液は、赤血球、白血球、血小板に分類される血球成分(有形成分)と、血漿と呼ばれる液体成分から構成されており、酸素や栄養を全身に送り届け、炭酸ガス(二酸化炭素)や老廃物を受け取って排出する働きを担っています。
【赤血球】
赤血球中に含まれる血色素(ヘモグロビン)と呼ばれる赤い色素が、肺で酸素を取り込んで全身に送り届け、各臓器で炭酸ガス(二酸化炭素)を受け取って体外へ排出しています。なお、血液が赤く見えるのは、この血色素(ヘモグロビン)の色によるものです。
【白血球】
体外から進入してきた細菌やウイルスなどの異物を排除する働きを持ちます。
【血小板】
出血した時に、血液中の赤血球や血漿中に溶け込んでいる凝固因子と協力して血の塊(血栓)を作り、止血する役割を担っています。 血友病は、その凝固因子のどれか一つが生まれつき不足しているか、うまく働かないため、出血しても止血できない病気です。
これに対して血栓症とは、血小板が異常に凝集して塊となり、血栓が必要以上にできてしまう結果、血液の流れが悪くなったり、毛細血管を詰まらせてしまう病気であり、脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管が詰まれば心筋梗塞になってしまいます。
(中尾)
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