からだの『なぜ何』  
からだの「なぜ何」の
トップページへ
『薬(薬物相互作用)』について

薬の相互作用は、2種類以上の薬を飲むことで薬が効きすぎたり、逆に薬の効きめが損なわれたり、場合によっては副作用が出たりすることです。

この相互作用は、薬と薬だけでなく、薬と食べ物や飲み物でも現れ、薬の作用が強くなったり弱くなったりすることがあります。

たとえば、テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗生物質を牛乳で服用すると、牛乳中のカルシウムと結びついてしまい、腸からの吸収が悪くなるため、薬の効果が減弱してしまいます。

また、カルシウム拮抗薬(血圧を下げる薬)の一部は、グレープフルーツジュース中に含まれる成分によって薬の分解が妨げられてしまい、いつまでも効果が続いた状態になるため、薬の効果が強く現れ、頭痛やふらつき等の副作用が出てしまいます。

さらに、ワーファリン(血をサラサラにする薬)を服用されている方が納豆を食べてしまうことで、納豆菌が作り出すビタミンKによってワーファリンの働きが打ち消されてしまい、ワーファリンの働きが弱まってしまいます。このように薬は、食べ物や飲み物との相互作用が現れる可能性がありますので、医師・薬剤師にご相談の上、用法・用量・使用上の注意を守って服用して下さい。 (文責:中尾)