からだの「なぜ何」の
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『糖尿病』について
糖尿病とはインスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患であり、全国に740万人、予備群は880万人(平成14年)いると言われています。そのうち97%が2型糖尿病といい、インスリン分泌低下やインスリン抵抗をきたす遺伝的素因に、過食、運動不足、肥満、ストレスなどの環境因子、加齢が加わり発症します。
つまり…
・肥満のためインスリンがうまく作用しない。
・遺伝的にインスリン分泌機能が低下している。
・毎日糖分を大量にとりすぎることで糖尿病は発症します。
また、さらに…
糖尿病には特有の症状がないため、糖尿病の存在を自覚しないまま長期放置されます。
糖尿病を調べる検査として
@尿糖検査(検尿)→食前、食後を問わずに常に「陰性」が正常です。
A血糖検査(採血)→正常値
・食事抜きでの採血…血糖110og/dl未満
・食時摂取後の採血…血糖160og/dl未満
B糖負荷試験
C血糖の状態を調べる検査
(1)HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
1〜2ヶ月前の血糖コントロールを示す。
(2)グリコアルブミン
2〜4週間前の血糖コントロールを示す。
(3)尿中・血中Cペプチド
インスリンがどの程度作られているかの指標。
糖尿病の3大合併症として@網膜症、A腎症、B神経障害があります。また、血管が高血糖状態にさらされると動脈硬化が促進され、心筋梗塞や脳梗塞、下肢の閉塞性動脈硬化症をおこす危険性が高くなります。
糖尿病は自覚症状のみでの診断は困難なので、積極的に負荷検査を行うことをすすめます。
糖尿病の運動療法のポイントとしては、
自覚的に「きつい」と感じない程度で、歩行運動は1回15〜30分間、1日2回を週3回以上です。 目標としては、男性は一日9200歩、女性8300歩です。
日常生活の中で、
・分けてでも良いから合計で30分ほど歩く
・バスなど一駅手前で降りて歩く
・電車の中では座らず、立つ
・エレベーター、エスカレーターを使用せず階段を使用など工夫次第で無理せず運動することもできます。
※糖尿病の方で運動を禁止あるいは制限する必要のある場合もあります。主治医にご相談ください。
糖尿病は血糖をうまくコントロールすることが必要です。そのためには、定期的な検査や適切な食事・運動が大切になってきます。また、糖尿病でない方も適切な食事・運動を心がけることで糖尿病を予防することが出来ます。
(文責:赤塚) |