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医療機器

256列CT装置の導入について

GE Healthcare社製の256列CT装置である「Revolution CT」を導入し、2022年12月27日より稼働しています。

CTとは、コンピュータ断層撮影(computed tomography)のことです。
人体の周りを回転してX線をあてながら体内の情報を集め、コンピュータ処理をして横断面(輪切り)像を撮影する検査のことです。短時間(撮影部位にもよりますが約3~10秒)で人体の内部の様子を詳しく評価でき、さまざまな病気の発見につながります。 2023年1月よりGE Healthcare社製のCT装置〝256列Revolution CT″が稼働を開始しました。当院では、64列CT2台、256列1台の3台で運用しています。

①撮影時間の短縮

これまでの64列CTでは1回転して撮影できる範囲が4cmだったのに対し、256列Revolution CTでは4倍の16cmが撮影可能となりました。これにより撮影時間が大幅に短縮され、頭部撮影で1秒、胸部から骨盤部撮影であれば4秒以内で撮影できます。

この特徴を生かした検査のひとつに心臓CT検査があります。 64列CTでは心臓全体を4回転(7秒)で撮影していましたが、256列Revolution CTでは、心臓全体を1回転(0.28秒)で撮影することができます。
これにより心拍変動による血管のズレが解消され、つなぎ目のない鮮明な画像を得ることが出来ます。

②放射線量が少なくても高画質

256列Revolution CTには少ない放射線量でも高品質の画像を得ることができる機能があります。同じ少ない放射線量で画像を比較した場合、従来の64列CTより256列Revolution CTの方が、きれいな画像を得ることができます。

③開口部(トンネル)が広くて、静か

これまでのCT装置より開口径(トンネルの直径)が10cm広くなり、患者様に圧迫感を与えることなく検査がスムーズに行えるようになりました。
また、撮影中の音がウイスパードライブという機構によって静かになっています。

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