部署のご紹介
部署のご紹介
外来・救急外来
当院は地域医療支援病院で、外来は完全紹介予約制となっております。
診療12科(外来診察表参照)と内視鏡検査・血管造影検査を行なっております。
消化器外来・循環器外来はセンター化されており、緩和ケア外来・セカンドピニオン外来も行っています。また健康診断・人間ドック・職場検診も行なっております。保健師による健康教室では日常生活指導及び医師による病気についての講義も行なっておりますので、ぜひ一度ご参加ください。
救急外来診察
当番制にて医師が対応し、また、病状により各科の専門医が対応いたします。
当院は二次救急病院として、重症の患者さんの診療を優先におこなっております。地域の皆様のご協力・ご理解をよろしくお願いいたします。
外来からのお願い
- 診察希望の方は、紹介予約をお願いしていますので、かかりつけ医の先生にご相談ください。ただし、急患に関してはこの限りではありません。
- 予約時間の確認や変更の問い合わせは、平日午後2時~午後5時に対応しておりますのでご了承ください。但し、救急はこの限りではございません。
- 当院は急性期病院のため、かかりつけ医制度をとっておりません。健康相談など日頃から相談できる「かかりつけ医」を持つことをお願いします。
外来化学療法室
がん化学療法看護認定看護師が所属し、より専門性の高い看護が実践できるよう、また、患者さん・ご家族の方が安心して入院生活が過ごせるようスタッフ一同努力しています。
当院では平成11年に消化器がん化学療法を本格的に開始して以来、地方でも標準的治療を受けられるような体制作り、安全な外来化学療法を行うためのシステム構築を着実に進めています。
外来化学療法室では、化学療法委員会指導のもとがん化学療法看護認定看護師・専任看護師を配置し、医師・薬剤師と連携し環境の調整や日常生活の相談を行い安全・安心な治療を提供するよう心掛けています。
稼働日 | 月~金 |
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ベット数 | リクライニングベッド5台 |
利用者数 | 6~9人/日 約90~100症例/月 |
スタッフ | 看護師2名/日 医師当番制1名/日 薬剤師1名/日 |


手術室・中央材料室
看護師12名 准看護師1名 ナースアシスタント1名の計14名と麻酔科常勤医1名・非常勤医(毎日)1名、中央材料室との兼務で日々の業務を行っています。勤務体制は、基本的に日勤業務(8:30~17:00)24時間オンコール体制で緊急手術の対応を実施しています。
手術室は4室あり、患者さんが安心して手術を受けて頂けるように、手術前には病室へ訪問(術前訪問)を行っています。
術前訪問で得た情報は、医師・看護師・コメディカルとのカンファレンスで情報共有し、手術に臨んでいます。また、勉強会の実施・各研修へ積極的に参加し、専門職業人としてのスキルアップを目指しています。
手術室は非日常的な空間ですが、病棟看護師・放射線技師・検査技師・臨床工学技士などさまざまな部署、職種の人達が 1つの手術に同時に関わりながら、スムーズで安全な手術をサポートしています。患者さんだけでなく、ご家族にとっても手術は大きな出来事です。私達の接する時間は短いですが、スタッフのチーム力で、安全を第一に取り組んでいます。
診療科別手術日 | |
月曜日 | 外科/脳神経外科/眼科 |
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火曜日 | 整形外科/泌尿器科 |
水曜日 | 外科/整形外科 |
木曜日 | 整形外科/泌尿器科/眼科 |
金曜日 | 外科/整形外科 |
ハイケアユニット(ICU)
ベッド数は6床で、室長Dr1名と看護師19名、ナースアシスタント1名が勤務しております。救急外来・アンギオ・ICUを受け持ち、ICUでは、内科、外科を問わず呼吸、循環、代謝その他の重篤な急性機能不全の患者を収容し、強力かつ集中的に治療・ケアを行っています。
呼吸器管理はもちろんCHDF(持続血液ろ過透析)IABP(大動脈内バルーンパンピング)など特殊機器類の管理も行っています。また、急性期病棟に入院中の患者さんの透析も担っています。
救急外来は、外来と協力して運用し24時間体制で救急患者の受け入れを実施しています。
アンギオ(血管造影検査・治療)では、心臓血管造影・脳血管造影・腹部血管造影など実施しており、スタッフは待機制を組んで昼夜問わず検査に対応できるようにしています。
スタッフ全員が3つの部署の業務を担当できるようにトレーニングしています。
学習環境にも力をいれ部署内での学習や院外研修へも積極的に参加しています。感染や安全に関しても常に検討をしながら行っています。
4F 回復期リハビリテーション病棟
4階回復リハビリ病棟は病床数40床です。
施設基準は「回復期リハビリテーション病棟入院料2」で365日のリハビリを実施。“回復期リハビリ病棟のケア10項目”に沿った看護・ケアを目指し日々頑張っています。
主に急性期病棟で整形外科手術や脳外科手術を受けた患者さんが入院されます。
歩行リハビリなどはもとより、日常生活のすべてが家庭復帰に向けた機能訓練と考え、医師、リハビリスタッフ、看護師、薬剤師、栄養士等が共同で家庭及び社会復帰へ向けて退院支援を行っています。
病棟内には家庭復帰に向けたリハビリルームが設置されています。


5F 地域包括ケア病棟
平成26年4月より、厚生労働省の診療報酬改定で、急性期医療とその後の亜急性期医療を充実させる目的で、地域包括ケア病棟が新設されました。
それを受けて、当院では平成29年4月1日より『地域包括ケア病棟』を5階病棟で40床開設しました。
地域包括ケア病棟とは
地域包括ケア病棟とは、手術や検査が終了した後、すぐに在宅や施設へ移行するには不安のある患者さんに対してしばらくの間入院療養を継続し、在宅復帰に向けての『準備を整える』ための病棟です。
ご自宅等への退院準備をしっかり整え、安心して地域へお戻りいただけるようお手伝いすることを目的としています。
在宅復帰支援計画に基づき、主治医をはじめ看護師、専従のリハビリテーションスタッフ、MSW(医療ソーシャルワーカー)等が協力し、患者さんの在宅復帰に向けた準備、相談を行っていきます。
これまで、当院での治療は、急性期治療(手術直後・発症早期治療)を対象にしており、症状が安定すると、早期に退院をして頂く事となっておりましたが、今後は、急性期治療が安定した方に在宅や介護施設への復帰に向けた医療や支援を行うことが可能になりました。
対象患者
- 急性期の病棟、病院で治療が終了し状態は安定しているが、もう少し経過観察が必要な方。
- 病状が安定して、退院に向けてのリハビリテーションが必要な方。
- 自宅や介護施設での生活に準備が必要な方。
入院に関する留意点
- 地域包括ケア病棟へは、医師の判断のもと、患者さんやご家族の方へご提案させて頂きます。
- 入院期間は、状態に応じて調整します。病状が安定されましたら ご自宅や介護施設などへお戻りいただきます。
- ご入院中に特殊な処置や手術が必要など、専門的な治療が必要になった場合は、一般病棟に転棟して頂く場合があります。
サポート体制
- 地域包括ケア病棟は、患者さんの治療のみならず、安心して退院して頂けるように、ご家族の方と協力して、主治医をはじめ病棟看護師、専従のリハビリテーションスタッフ、在宅支援担当等が協力し、患者さまの在宅復帰に向けた準備、相談を行っていきます。

6F 病棟
6F病棟は、緑を基調にした病棟で、消化器外科・消化器内科・放射線科・麻酔科の混合病棟40床です。
消化器系の癌疾患の患者さんが多く、手術、内視鏡検査・治療の術前後の看護、化学療法を受ける患者さんの看護や早期離床、退院指導(ストーマ管理など)患者さんの診療の支援や日常生活の援助を行っております。
毎朝、医師・看護師・リハビリ・薬剤師など多職種との消化器カンファレンスを行って、患者さんの治療方針の決定や情報の共有などを行い、患者さんによりよい医療や看護の提供できるようチーム医療を実践しています。
7F 病棟
7階は40床の整形外科・脳外科病棟です。医師5名、看護師27名、助手2名、クラーク1名で業務を行っています。
運動器
- 運動器の周手術期にある患者の看護
- 牽引療法、装具固定などの保存的治療を行っている患者の看護と指導
脳外科
- 脳外科の急性期にある患者の看護
- 脳神経外科で扱う主な疾患は、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害や脳腫瘍、頭部外傷、パーキンソン病、てんかんなどの患者さんの看護を行っています
手術前の説明では、手術後のイメージができるように、装具をつけての移動動作の体験なども行なっています。
また血栓予防にも術前からパンフレットを使用し説明を行い、術後合併症のリスクを未然に予防する取組を行っています。急性期が過ぎると疾患によっては回復リハビリ病棟で積極的訓練を行ない退院となります。
患者さんが安心して退院できるようにリハビリとのカンファレンス、地域医療連携室と連携を取りながら地域の在宅支援の方とも退院調整を行っています。
患者さん・家族に寄り添いの看護ができることを目標に看護の提供を行っています。
8F 病棟
8F病棟は循環器内科・泌尿器科病棟になります。
狭心症や心筋梗塞、弁膜症、心不全、ペースメーカー植え込みや下肢動脈閉塞性疾患、糖尿病・肺炎などの循環器疾患や、前立腺癌や膀胱癌、腎盂腎炎や前立腺肥大等の泌尿器科疾患が主になります。
病棟の特徴は、心臓疾患が主になりますので、致死的不整脈の出現や全身状態の急変の可能性も高いため、24時間での心電図モニター管理が必要となります。32名の監視ができます。また、呼吸状態悪化の場合、挿管後の呼吸器管理も行ないます。
H28年2月の病棟編成に伴い、泌尿器科の患者も受け入れています。
外科的手術や、癌患者に対する抗がん剤治療、前立腺生検の検査なども行われています。
H25年度7月より8F病棟の食堂を一部改築し心大血管リハビリテーションが開設されました。医療チームとして「運動療法」「食事療法」「患者教育」を中心に、患者さんに包括的に関わることで心疾患の再発や予防に努めることを目的としています。

3F・A 緩和ケア病棟
緩和ケア病棟はこちらで紹介しています。